気の向くままに趣味三昧

気が向いた時にゲームなり映画なりを楽しんで、
その日その日に思った事・感じた事を書き綴っていくだけの日記



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その時その時に、思ったことを書きなぐっているだけの日記。誤字脱字や、文章としておかしな部分があるけどおおめに見てください。

ゲームプレイ日記、映画・アニメ感想などに関してはネタバレを含んでいます。ネタバレしているものに関しては基本的に、続きの方に記載しているのでネタバレを気にする人は続きを読まないようにお願いします。

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とあるまとめを読んで面白いなぁと思った。
誤用が定着してしまった言葉に関するスレのまとめを読んで思ったこと。

・違和感を感じる
これは自分でもよく使う言い回しで、
本来は違和感を覚えるって言うのが正しいんだろうなとわかっていても
どうしても違和感を感じると言ってしまう。
一時期直すべきかと思ってググって調べてみたものの
それほど間違った言い回しではないとの意見もあるようなので
違和感を感じるという言い回しを使い続けてたり。


・課金する
これはMMORPG文化が誤用を定着させたと思う言葉。
本来は「料金を課す」という意味なのでサービス提供側が使う言葉で
利用者側が使用する言葉ではないんだよね。
でも、MMORPGなんかにおいてアイテム課金ゲーなんかだと
課金アバターとか、そういう言い回しが定着し、
そのまま「課金」という言葉が独り歩きして、
料金を支払う行為そのものを「課金する」というようになった気がする。
自分も課金するって普通に使ってるわ(*´∇`*)


・的を得た
そもそも的を得て何があるのか小一時間問い詰めたい。
的は射るものです。
なので、「的を射た」が適切な言い回し。
まあ、発言内容が正確に物事を捉えたりしている様を
弓で的を射た事に例えた事が始まりの言い回しだよね。


・琴線に触れる
これのどこが誤用されてるのかわからなかった。
感動したり、感銘を受けたり、心を動かされたりって意味だから、
どう誤用されてるのかわからなくてググってみると、
「怒りを買う」みたいな意味合いで使う人がいるのだとか。

おそらく「逆鱗に触れる」あたりと混同しちゃったんでしょうね。


・煮詰まる
これも誤用の方がわからなかった。
調べてみると「行き詰まった」という誤用があるそうな。
よくよく考えてほしいんだけど、料理とかで煮詰めていくと
完成する料理があるよね。
煮詰まるってそういうところから転じてきてる言葉だった記憶なので
意味的には結論がほぼ出た状態みたいな意味だったはず。


・確信犯
某大型掲示板で釣りで良く使われてた言葉なので流石に覚えた(*´∇`*)
宗教理念とかにおいて、この行為は正しいことだと信じ切って行った行為により
誰かを傷つけたり殺したりなどの、法的に犯罪行為を行ってしまうことであって、
悪い事だと確信した状態で行う犯罪の事ではない。


・代替
Xだいがえ
○だいたい

これはね、電話なんかで代替を口語で使う場合は「だいたい」と言ってしまうと
「おおよそ」みたいな意味に取られがちなので
「だいがえ」と発音するように教えられて、それが一般的になってる感じ?
文字に書いて読む場合は「だいたい」。
初期不良なんかで交換して貰うときは「代替品(だいたいひん)」と交換って書くんだけど、
これを電話で言うと「だいたいどのくらい」みたいな意味合いに取られてしまうので
「だいがえひん」と発音する。
ちなみに「だいがえ」を正確に漢字で書く場合は「代替え」と書く。


・貴様
てめぇ!とか、きさまぁ!とか喧嘩でよく使われる言葉で完全な誤用だよね。
てめぇ!とは手前の崩れた言い回しだけど、
意味的には「お前」のように使われるのをよく見かける。

貴様も同様に喧嘩で相手を睨みつけながら
「きさまぁ!」なんていう言い回しが定着しているけど、
本来の意味は親しい間の相手を呼ぶ時の二人称。
「君」とほぼ同義の言葉。
時々めっちゃ丁寧な言葉という人もいるが
自分と同格の人を相手に使う言葉なのでそれほど上品な言葉でもない。


・末代
多分、「末代まで呪ってやる」みたいな言い回しが定着しているからだろうけど、
本来の意味は死んでからのちの世、後世という意味だそうだ。
「家が断絶するまで呪いをかけてやる」みたいなニュアンスで使用するよね。


・役不足
多分、力不足と混同されて使われるケースが多いんだろうね。
力不足は文字通り、その人の力量が足りなくて、物事を達成できないこと。
役不足は、その人物に適切な役割、役職があたっておらず、
才能を余してしまっている状態。

A「あの人に課長は役不足だよね(力不足的な意味で)
B「そうだよね、じゃあ、部長に昇進させようか(本来の役不足の意味で)
A「えっ???!!!!

みたいな?


・檄を飛ばす
誤用の方がわからなかったので調べてみたら、
「チームメイトを激励する」みたいな意味合いの使い方をするそうで。
これは三国志なんかを読んでた人なら割と簡単にイメージできるんだよね。

曹操が董卓暗殺に失敗して洛陽から逃げ延びた後、
「(偽の)詔勅を賜ったので董卓を打つべし」と激文を飛ばした、
という中国の風習から来てた気がする。

この檄文に乗じて袁紹を始め、中国各地の諸侯が集まり、
反董卓連合が集結したってのは三国志好きな人には割と有名な話。

つまり、「励ます」のではなく、
「なにか目的を持って集まろうと招集をかけたり、同意をえたりする事」。

中国の歴史小説は、檄文を飛ばす事が割と良くある。


・汚名挽回
言わずもがな、汚名は挽回しちゃ駄目w
汚名は返上するもの。
挽回するのは名誉です(*´∇`*)

汚名は文字通り名が汚れている状態。不名誉な状態にあるさま。
なので、不名誉な状態に戻そうとするのが汚名挽回で誤用です。
なぜ、自ら不名誉な状態になりに行くのか、マゾなのか?w

そうではなく、不名誉な状態にあるから、名誉を得ようとする、
よって、汚名は返上するものなのです。
汚れてしまった名前を綺麗にするという意味あいの「汚名をそそぐ」でもOK。

そして名誉を失ってしまった人が、
再び名誉を得ようとするのが名誉挽回。
なので名誉も返上してはいけませんw

ちなみに返上は「返すこと、受け取らないこと」の意。