ゲームパッドの話で、
「ゲーム開発している人が箱コン前提で開発しているわけがない」
と断言している人がいたんだけど、
その箱コン前提で開発しているという認識自体が間違っている。
「ゲーム開発している人が箱コン前提で開発しているわけがない」
と断言している人がいたんだけど、
その箱コン前提で開発しているという認識自体が間違っている。
PCでゲームを操作するためのデバイスはマウスやキーボードなんかがあるが、
それ以外にもゲームパッドでの操作が出来るように
マイクロソフトがWindows用のAPIとしてXInputというAPI及び規格を作った。
箱コンはあくまでもXInput規格で動作するゲームパッド。
そんで、SteamのゲームはSteamクライアントにて
SteamAPIというのを提供しており、ゲーム側がこれに対応していれば
そのSteamAPIを利用してゲームパッドのデータを読み込める。
そしてSteamAPIはボタンコンフィグなんかも出来る仕様で、
対応ハードはSwitchコン、PS4コン、箱コン、DirectInput規格のコントローラーと
多種に渡るが、ゲーム側はSteamAPIに対応してさえいれば
上記4種のゲームに対応できるって話。
さて、脱線したけど、
ゲーム開発側は、基本的にWindows用ゲームであれば
XInput規格のゲームパッドを想定して開発している。
このXInputは箱コン専用の規格ではなく、
HORIとかエレコム、ロジクールやバッファローなんかも
XInput対応ゲームパッドを発売している。
つまりね、PCでゲームするなら箱コンがいいってのは、
マイクロソフト以外のXInputコントローラーを買うよりは、
マイクロソフトが販売しているXInputコントローラー=箱コンが良いよって話。
そもそも開発費にものすごいお金をかけて作ってるので
耐久性や操作性はエレコムやらバッファローやらとは比較にならない。
(もちろんその点においてはPS4コンも同じ)
そして本題だが、Windowsのゲームは基本的にXInput規格に対応させれば
XInput規格のゲームパッドを使うことで特に設定をせずとも
開発が想定したプレイ体験が得られるということで
ほとんどのゲーム開発側でXInput規格が採用されている、というお話。
だから、箱コン前提なのではなく、XInput前提で作ってるんだよね。
機種の指定はしてないが、XInputコントローラーを指定しているゲームは多いよ。
そして重要なのが、PS4コンやSwitchコンはXInputとは互換性がないので、
そのままでは動作しないゲームも多い。
Steamのゲームしか遊ばないのであればPS4コンやSwitchコンで問題ないが、
それ以外のゲーム、例えば個人制作の同人ゲームなどを遊ぶ場合は
PS4コンやSwitchコンをXInput規格に変換するソフトを入れて、
設定したりする必要があるから面倒って話なんだよね。
それから操作説明なんかに、
360コンや箱1コンの画像で説明しているゲームも多い。
これは360コンや箱1コン前提であるとも言えなくもないだろう。
あとは、区別がついてない人もいるっぽかったから一応。
360コンと箱1コンの2種類が現在箱コンの総称で呼ばれているが、
両者は似て非なるもの。
360コン(略称:箱○コン)はXBOX360用コントローラー及び互換コントローラーで
Windows向けに有線のものが生産されていた。
規格はXInputで、実売価格は2500円前後だった。コスパが高くて有名だった。
現在はマイクロソフトは生産終了しており、
現在Amazonなどで売られているのは転売屋が保管しておいたものとか、中華コピー品。
箱1コンはXBOX ONE用コントローラーで、XBOX ONE用とWindows用と
パッケージが2種類存在するが、中身はUSBケーブルが入ってるか否か。
Windows用のものにのみUSBケーブルが付属している。
それなのにWindows用の方が安い事も多々あって値段の基準が良くわからんw
最新モデルの箱1コンは無線接続にXBOX ONE専用の2.4/5GHz接続と
Bluetooth接続の両方ができるようになっている。
Windowsで無線接続するのであれば、OSをWindows10にして、
USBアダプターを買う、もしくはBluetooth接続をする。
しかし個人的には安定しないBluetooth接続はオススメしないので
USBアダプターを買って取り付けられるならUSBアダプターをオススメする。
ちなみにXBOX360の無線と、XBOX ONEの無線に互換性は無い。
上記の箱○コンと箱1コンがまとめられた形で
箱コンと呼ばれることが多く、混同しやすい。
話の流れで読み分けるしか無い。
※ちょっと補足追記
XInputが登場する前はゲームパッドといえばDirectInput規格が主流でした。
名前からある程度想像できる通り、DirectX APIの機能の1つでした。
しかしこのDirectInput規格には問題がありました。
ボタンの配置やボタン数の細かい指定がなかったのです。
そのため開発側は
ゲームパッドのボタンを、どの機能に割り当てるかを設定する
コンフィグ画面を作る必要がありました。
そこでマイクロソフトはXBOX360開発の段階でこう考えました。
Windowsでも360コンが使えるようにして、
ボタンコンフィグの手間をなくせば良いんじゃないか、と。
そこで誕生したのがXInput規格です。
このXInputはDirectInputの後継規格で、
ボタン配置やボタン数をXBOX360コンと同等に固定するものでした。
つまり、マイクロソフトは
PCゲームと家庭用ゲーム機の垣根をなくそうと考えたわけですね。
そのため、PS3、XBOX360、PC同時発売のマルチタイトルが増えたのです。
Windows10はOSレベルでXInput規格のゲームパッドを
標準サポートしているのでドライバなどのインストールは不要となっています。
PS4やSwitchコンは繋いだだけではうまく動作しないと思います。
(繋いだあとにXInput規格に変換するソフトなどを導入する必要がある。)
そのあたりが面倒なので接続したら即使える
箱コン(XInput規格コントローラー)が良いよって話ですね。
ゲハとか関係なく、
少なくともWindowsで使用するゲームパッドとして考える場合は
XInput対応コントローラーを使うのがトラブルが少なくて楽ってお話。
それ以外にもゲームパッドでの操作が出来るように
マイクロソフトがWindows用のAPIとしてXInputというAPI及び規格を作った。
箱コンはあくまでもXInput規格で動作するゲームパッド。
そんで、SteamのゲームはSteamクライアントにて
SteamAPIというのを提供しており、ゲーム側がこれに対応していれば
そのSteamAPIを利用してゲームパッドのデータを読み込める。
そしてSteamAPIはボタンコンフィグなんかも出来る仕様で、
対応ハードはSwitchコン、PS4コン、箱コン、DirectInput規格のコントローラーと
多種に渡るが、ゲーム側はSteamAPIに対応してさえいれば
上記4種のゲームに対応できるって話。
さて、脱線したけど、
ゲーム開発側は、基本的にWindows用ゲームであれば
XInput規格のゲームパッドを想定して開発している。
このXInputは箱コン専用の規格ではなく、
HORIとかエレコム、ロジクールやバッファローなんかも
XInput対応ゲームパッドを発売している。
つまりね、PCでゲームするなら箱コンがいいってのは、
マイクロソフト以外のXInputコントローラーを買うよりは、
マイクロソフトが販売しているXInputコントローラー=箱コンが良いよって話。
そもそも開発費にものすごいお金をかけて作ってるので
耐久性や操作性はエレコムやらバッファローやらとは比較にならない。
(もちろんその点においてはPS4コンも同じ)
そして本題だが、Windowsのゲームは基本的にXInput規格に対応させれば
XInput規格のゲームパッドを使うことで特に設定をせずとも
開発が想定したプレイ体験が得られるということで
ほとんどのゲーム開発側でXInput規格が採用されている、というお話。
だから、箱コン前提なのではなく、XInput前提で作ってるんだよね。
機種の指定はしてないが、XInputコントローラーを指定しているゲームは多いよ。
そして重要なのが、PS4コンやSwitchコンはXInputとは互換性がないので、
そのままでは動作しないゲームも多い。
Steamのゲームしか遊ばないのであればPS4コンやSwitchコンで問題ないが、
それ以外のゲーム、例えば個人制作の同人ゲームなどを遊ぶ場合は
PS4コンやSwitchコンをXInput規格に変換するソフトを入れて、
設定したりする必要があるから面倒って話なんだよね。
それから操作説明なんかに、
360コンや箱1コンの画像で説明しているゲームも多い。
これは360コンや箱1コン前提であるとも言えなくもないだろう。
あとは、区別がついてない人もいるっぽかったから一応。
360コンと箱1コンの2種類が現在箱コンの総称で呼ばれているが、
両者は似て非なるもの。
360コン(略称:箱○コン)はXBOX360用コントローラー及び互換コントローラーで
Windows向けに有線のものが生産されていた。
規格はXInputで、実売価格は2500円前後だった。コスパが高くて有名だった。
現在はマイクロソフトは生産終了しており、
現在Amazonなどで売られているのは転売屋が保管しておいたものとか、中華コピー品。
箱1コンはXBOX ONE用コントローラーで、XBOX ONE用とWindows用と
パッケージが2種類存在するが、中身はUSBケーブルが入ってるか否か。
Windows用のものにのみUSBケーブルが付属している。
それなのにWindows用の方が安い事も多々あって値段の基準が良くわからんw
最新モデルの箱1コンは無線接続にXBOX ONE専用の2.4/5GHz接続と
Bluetooth接続の両方ができるようになっている。
Windowsで無線接続するのであれば、OSをWindows10にして、
USBアダプターを買う、もしくはBluetooth接続をする。
しかし個人的には安定しないBluetooth接続はオススメしないので
USBアダプターを買って取り付けられるならUSBアダプターをオススメする。
ちなみにXBOX360の無線と、XBOX ONEの無線に互換性は無い。
上記の箱○コンと箱1コンがまとめられた形で
箱コンと呼ばれることが多く、混同しやすい。
話の流れで読み分けるしか無い。
※ちょっと補足追記
XInputが登場する前はゲームパッドといえばDirectInput規格が主流でした。
名前からある程度想像できる通り、DirectX APIの機能の1つでした。
しかしこのDirectInput規格には問題がありました。
ボタンの配置やボタン数の細かい指定がなかったのです。
そのため開発側は
ゲームパッドのボタンを、どの機能に割り当てるかを設定する
コンフィグ画面を作る必要がありました。
そこでマイクロソフトはXBOX360開発の段階でこう考えました。
Windowsでも360コンが使えるようにして、
ボタンコンフィグの手間をなくせば良いんじゃないか、と。
そこで誕生したのがXInput規格です。
このXInputはDirectInputの後継規格で、
ボタン配置やボタン数をXBOX360コンと同等に固定するものでした。
つまり、マイクロソフトは
PCゲームと家庭用ゲーム機の垣根をなくそうと考えたわけですね。
そのため、PS3、XBOX360、PC同時発売のマルチタイトルが増えたのです。
Windows10はOSレベルでXInput規格のゲームパッドを
標準サポートしているのでドライバなどのインストールは不要となっています。
PS4やSwitchコンは繋いだだけではうまく動作しないと思います。
(繋いだあとにXInput規格に変換するソフトなどを導入する必要がある。)
そのあたりが面倒なので接続したら即使える
箱コン(XInput規格コントローラー)が良いよって話ですね。
ゲハとか関係なく、
少なくともWindowsで使用するゲームパッドとして考える場合は
XInput対応コントローラーを使うのがトラブルが少なくて楽ってお話。