気の向くままに趣味三昧

気が向いた時にゲームなり映画なりを楽しんで、
その日その日に思った事・感じた事を書き綴っていくだけの日記



ブログ紹介
その時その時に、思ったことを書きなぐっているだけの日記。誤字脱字や、文章としておかしな部分があるけどおおめに見てください。

ゲームプレイ日記、映画・アニメ感想などに関してはネタバレを含んでいます。ネタバレしているものに関しては基本的に、続きの方に記載しているのでネタバレを気にする人は続きを読まないようにお願いします。

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Transistorをとりあえずクリア。
Epicクライアントにスクショ機能がついてないみたいでスクショが撮れなかったよ。
いつもSteamクライアントのオーバーレイでスクショ撮影してるからね・・・

続きには感想と、ゲーム内で得られた情報からの憶測によるネタバレ。

ゲームの雰囲気は凄く良くできていて、女性ボーカルによる曲もしみじみと響く良い仕上がり。

近未来サイバーパンクっぽい雰囲気も有るが、世界観としては映画マトリックスあたりが近いんじゃないかなと思った。
序盤でいきなり男性がトランジスターと呼ばれる大剣のようなもので殺害される。
主人公はこの男性の恋人か親しい間柄の女性レッド。

男性に突き立てられた大剣「トランジスター」を引き抜き、それを持って謎の敵と戦いながらステージを攻略していく。ゲームのシステムは前回の日記に書いたとおりで、今までありそうで無かったシステム。大剣を武器として扱うと言うよりも、装着したスキルを発動して戦う感じなので、大剣はただの飾りに近いw
まあ、FF7みたいにこの大剣にスキルを装着しているのかなって考えれば・・・わからなくもないか。

戦闘には前回の日記に書いたシステムの他にも縛りプレイシステムが導入されている。
縛りプレイを実行すると経験値取得量が増えるという仕組み。
キャラを早く育成したければ縛りプレイを利用すれば良い。
詳しい解説がゲーム中に有るわけじゃないので混乱してしまうかもしれないが、「敵強すぎね?」って感じる人はおそらくリミッタをONにして取得経験治量増加状態にしていないかな?敵を全滅させた時にリミッターボーナスというのが表示されてる人は間違いなく縛りプレイ実行中ってことです。

様々な縛り要素があるため、その効果の影響具合に応じて取得経験値ボーナスも増減する。
リミッターをかければかけるほど取得経験値は増えるものの、その分攻略難易度が高くなるので使いすぎ注意ってところですね。ぶっちゃけ1周目エンディングを見るまでなら、リミッターかけて取得経験値を増やす必要はないと思う。


とりあえずあれだよね、スキルの組み合わせ次第で化けるスキルが幾つか有るので、それを主軸にプレイすると攻略が楽になります。
スキルは好きなものを好きなだけセットできるわけではなく、メモリ上限いっぱいまでしか装備できない。強力なスキルほどメモリ消費が激しいので、組み合わせなどは結構頭を悩ませる。

1周目エンドを迎えることができる状態のところに到達しても、全スロット解放できないし、メモリ上限も低めなので、全部のスロットにスキルを埋めることは不可能となっている。


ラスボスはレッド同様にトランジスターを武器として所持しているキャラなので、レッドと同じくターンを使用してくる。相手のターン中はレッドも身動きが取れず、ボコられるのを黙って見るしかない。ただ、この時にパッシブで装備しておくと有効なスキルが幾つか有るので書いておく。
1つがダメージを5秒に1回無効化するバリアを張るスキル。相手のターンの1回目の攻撃を確実に防いでくれる優秀なやつ。もう一つが攻撃されると自動反撃するスキル。これも一方的にフルボッコされるだけじゃなくなるのでラスボス戦で真価を発揮してくれる。

そんで、レッド側もターンを使って攻撃しないと「ずっと俺のターン!」のようにターン攻撃を喰らい続けるので適宜ターン攻撃を当てに行くことw
意外と馬鹿にしちゃいけないのが一番最初から使えるメモリコスト1のスキル。敵を弱体するデバフ効果があるので、この攻撃を初激に入れると、その後の与ダメが向上する。あとは連射性能が高くて効果力な攻撃を連続で当てると大ダメージが期待できる。爆発系のスキルを3つ組み合わせると凄まじいダメージ効率を生み出すので、一番最初から使えるスキルを1発当てて弱体してから、爆発系スキル3つ組み合わせたものを叩き込むのが効率良くダメージを与えっられる。ちなみに最初から使えるスキルはターン回復中にも使用可能な状態にしておいて、ターン回復中に敵に近寄ってターン回復中に攻撃を当てておいてデバフ追加状態にして、ターンが回復したらターンを発動し爆発スキルを最大まで叩き込むと使い勝手が良かった。

ラスボスは「俺のターン!」を使ってくるから結構強い上に、何度かHPを0にするのを繰り返して(4回位?)やっと倒せる敵なのに対して、プレイヤー側はHP完全回復するにはスキルを封印して復活する技能か、HP回復攻撃を使用するしか無い。スキル破壊時にHP完全回復とか、HP0になった時に緊急ターン発動をリミッターで制限しておくと極端に難易度が高くなるので注意w

緊急ターン発動はターンゲージがMAXならいつでも発動するので死にそうな場合は敢えてターンを消費せず逃げ回るのも手の1つ。



シナリオについて。
正直詳細に語られることが無いので憶測レベルでしか書けないのですが、Transistorのゲーム内世界はバーチャル空間内のお話っぽいですね。レッドとその恋人?ぽい人がレッドをかばって殺されるあたりも、すでにバーチャル世界っぽい気がする。

殺された人、死んだ人がTransistorのスキルとして開放されたりするので、バーチャル世界ならではな印象を受ける。また、ところどころアンケート端末があったりして質問に回答したりできるんだけど、これらはおそらく演出で、現実のネットサーバーとリンクしてるとかじゃあなさなそう。

そんで、ストーリーが進むに連れて、世界がだんだん狂気じみた世界に変わっていく。
どんなふうにって、血とか肉とかがでてくるわけじゃないんだけども、世界が崩壊し始めるのよ。その崩壊の仕方がバーチャル空間の崩壊の仕方の描写に似ている感じ。なんか無機質な世界というか、ニーアオートマタの真っ白い図書館とかあの辺りイメージに近い世界に変わっていくのだ。
また、Transistorという単語自体もトランジスタが電子部品の1つであるし、プロセスとかファンクションといった単語はプログラムによく使われる言葉なんで、コンピューター内の世界を表しているんじゃないかなって思います。

ストーリー進行におけるキーとなるのが大剣トランジスタなんですが、ゲーム冒頭で殺害された主人公レッドの恋人もしくは親しい間柄の男性の性格や記憶が宿っているようです。そのため、ストーリー進行においては常時大剣トランジスタがレッドに語りかけてくる形で進行する。
「俺のこと置いて行かないでくれ」とか言ってくるあたり、レッドが大好きなんでしょうw

ただ、ストーリーが進むと途中でトランジスタの様子が変わっていって、イミフな事を喋り始めるようになる。この件はとあるボスを討伐すると解決するが、そのあたりからの憶測だけど、トランジスタもこの世界のシステムの一部に過ぎないんだろうなって事を感じますね。レッドをかばって死亡した男性の記憶なんかが、トランジスタ内に宿るというのもバーチャル空間なら納得が行くw


そして物語終盤のほうになり、世界がバグだらけでメチャクチャに荒れた状態となった時に、レッドに管理者の権限が有ることに気付く。ついでにいうと世界から人々が消えていなくなっていたり、他の人間の姿が見られないのを見る限り、バーチャル世界からデータ的に削除されていってるんだろうなって。そんで、管理者権限がレッドにあることを知った時点で、端末に「橋をかけることを承認する」と打ち込むと、通れなかった場所に橋がかかったりするので、やはりバーチャル空間だろうという確信に変わった(*´∇`*)

ラスボス討伐後、世界にはトランジスタに宿る元恋人らしき男性の意識と、レッドのみが取り残される。世界には二人しか残らなかった。
そして、レッドが取った行動は・・・


気になる人は自分でプレイして、自分の目で確かめてください(*´∇`*)

クリア後は強くてニューゲーム(取得したスキルやスキルスロット等を開放された状態で最初から)ができるようになっているので、周回プレイで俺TUEEEEEEEE!するもよし、強いスキルを組み合わせながらリミッター掛けて縛りプレイをするもよしで、遊びの幅が結構広いと思います。
シナリオ自体はボリュームが少なく感じますが、2周3周と繰り返し、遊び方を工夫できる点は素晴らしいシステムです。



激しくネタバレしているので、書くのをやめようと思ったんだけど、ラストのレッドの行動及び、その後の画像からの推測を書き残しておく。ほんと、エンディングのネタバレなんで読みたい人だけスクロールして読んでください。



















ラスボス討伐後に、トランジスタを使って世界を書き換えることができることを知ったレッド。
そのレッドは崩壊した世界を復元して回るのかと思いきや、恋人らしき男性の体を復元する。

そしてレッドは男性の隣に座り込み、寄り添う形になる。
次にレッドが取った行動は、トランジスタを自分の体に突き刺したのだ。
一見すると世界にふたりだけしか居なくなり、それに絶望しての自殺に見えるが、僕自身はこう解釈した。

男性がトランジスタに刺されて死亡したが、その精神はトランジスタに宿った。
レッドは崩壊した世界を復元してそこで生きることよりも、自らにトランジスタを突き立てることで、自分の精神をトランジスタ内に移そうと考えた。そうする事で「トランジスタ内に宿る男性と再び出会う事ができるのではないか」と考えたのだと思います。

その証拠に、そのエンドのあとのスタッフロール中に表示される画像には、レッドと男性が平原に建っている家の前に一緒にいる光景が写されています。
一見するとバッド・エンドっぽく見えますが、個人的にはあるハッピーエンド何じゃないかなって思ったりする。もしかすると、そのトランジスタによって移動した先の世界も同様のバーチャル世界かもしれないし、崩壊した元の世界より幸せになれるかもしれないし、もしかするとトランジスタを突き立てたことで現実世界で目覚めたのかもしれないし。まあ、詳細は語られてないのでどれも憶測レベルですが、それでも「男性と同じ世界に行けた」という点には代わりはないと思います(*´∇`*)
1つのバーチャル世界からは消えるが、別なバーチャル世界に転移したと思えば悲しい結末というわけでもないのかなと(*´∇`*)